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Google、「Editions」で電子書籍販売に参入
米Googleは6月に電子書籍の販売を開始する計画だ。米Amazonや米Appleなどに対抗して、デジタルコンテンツから収益を得るのが狙いだ。
Googleでは、これまでにスキャンした1200万冊余りの書籍の一部を「Google Editions」というWebストアでオンライン販売する予定だ。同ストアは、Amazonの電子書籍リーダーKindleおよびAppleのタブレットコンピュータiPadを通じて販売されるオンライン書籍と競合することになる。
Amazonは、これまでに300万台以上のKindleを販売した。一方Appleは、発売から1カ月足らずで100万台のiPadを出荷した。
これらのデバイスでは、DRM(デジタル著作権管理)ソフトウェアを通じて電子書籍を縛り付けているのに対し、Google Editionsでは、デスクトップやノートPCに加え、フルWebブラウザを搭載したモバイル端末などほとんどすべてのデバイス上で電子書籍を読むことができる。
このアプローチは、オープンなコンテンツ配布モデルを望むユーザーにアピールすると思われるが、Googleがこの事業でどういったマーケティング戦略を展開するかは不明だ。Googleは1月から、スマートフォン「Nexus One」をWebストア上で販売しているが、販売台数は25万~30万台にとどまっている。
Wall Street Journalによると、Googleの戦略パートナー開発担当マネジャー、クリス・パルマ氏は5月4日、出版業界のイベントで、Google Editionsを6月末もしくは7月に立ち上げる予定だと述べた。
Googleの広報担当者は米eWEEKの取材に対して、パルマ氏の発表を認めながらも、4 月26日発行のThe New Yorker誌の記事で報じられたGoogle Books担当エンジニアのダン・クランシー氏のコメントを指摘した。
Google Editionsの開設時期について「今年半ば」という見通しを示したクランシー氏によると、Google Editionsではパブリッシャーが書籍の価格を設定し、ユーザーはGoogleブック検索で書籍を検索してから購入することができる。
さらにGoogleは、書店でも電子書籍を販売し、収益の大半を書店が確保できるようにする計画だ。
「これは非常にオープンなエコシステムであり、零細書店でも将来のデジタル書籍の世界に参加することができる」とクランシー氏はThe New Yorkerの記者ケン・オーレッタ氏に語った。「われわれは広範な物理的小売店の参入を歓迎する。一方、ほかの大多数のプレイヤーは競争を制限しようと考えている。市場を支配したいからだ」
Google EditionsはGoogleブック検索とは別物だ。Googleブック検索は、同社が著作権者および出版社との合意に基づいて書籍をデジタル化するという取り組みで、これには何百万冊に上る孤児作品(著作者が不明あるいは見つからない書籍)も含まれる。
Googleブック検索では、ユーザーがこれらの書籍を検索し、料金を支払って利用できる。著作権者と出版社は売り上げの63%を受け取り、 Googleが残りの37%を受け取る。
一方、米司法省はGoogleブック検索をめぐる訴訟を担当している米連邦地裁に対して和解案に異論を唱えたことで、この問題が年内に法廷に差し戻されることになった。
Googleでは、これまでにスキャンした1200万冊余りの書籍の一部を「Google Editions」というWebストアでオンライン販売する予定だ。同ストアは、Amazonの電子書籍リーダーKindleおよびAppleのタブレットコンピュータiPadを通じて販売されるオンライン書籍と競合することになる。
Amazonは、これまでに300万台以上のKindleを販売した。一方Appleは、発売から1カ月足らずで100万台のiPadを出荷した。
これらのデバイスでは、DRM(デジタル著作権管理)ソフトウェアを通じて電子書籍を縛り付けているのに対し、Google Editionsでは、デスクトップやノートPCに加え、フルWebブラウザを搭載したモバイル端末などほとんどすべてのデバイス上で電子書籍を読むことができる。
このアプローチは、オープンなコンテンツ配布モデルを望むユーザーにアピールすると思われるが、Googleがこの事業でどういったマーケティング戦略を展開するかは不明だ。Googleは1月から、スマートフォン「Nexus One」をWebストア上で販売しているが、販売台数は25万~30万台にとどまっている。
Wall Street Journalによると、Googleの戦略パートナー開発担当マネジャー、クリス・パルマ氏は5月4日、出版業界のイベントで、Google Editionsを6月末もしくは7月に立ち上げる予定だと述べた。
Googleの広報担当者は米eWEEKの取材に対して、パルマ氏の発表を認めながらも、4 月26日発行のThe New Yorker誌の記事で報じられたGoogle Books担当エンジニアのダン・クランシー氏のコメントを指摘した。
Google Editionsの開設時期について「今年半ば」という見通しを示したクランシー氏によると、Google Editionsではパブリッシャーが書籍の価格を設定し、ユーザーはGoogleブック検索で書籍を検索してから購入することができる。
さらにGoogleは、書店でも電子書籍を販売し、収益の大半を書店が確保できるようにする計画だ。
「これは非常にオープンなエコシステムであり、零細書店でも将来のデジタル書籍の世界に参加することができる」とクランシー氏はThe New Yorkerの記者ケン・オーレッタ氏に語った。「われわれは広範な物理的小売店の参入を歓迎する。一方、ほかの大多数のプレイヤーは競争を制限しようと考えている。市場を支配したいからだ」
Google EditionsはGoogleブック検索とは別物だ。Googleブック検索は、同社が著作権者および出版社との合意に基づいて書籍をデジタル化するという取り組みで、これには何百万冊に上る孤児作品(著作者が不明あるいは見つからない書籍)も含まれる。
Googleブック検索では、ユーザーがこれらの書籍を検索し、料金を支払って利用できる。著作権者と出版社は売り上げの63%を受け取り、 Googleが残りの37%を受け取る。
一方、米司法省はGoogleブック検索をめぐる訴訟を担当している米連邦地裁に対して和解案に異論を唱えたことで、この問題が年内に法廷に差し戻されることになった。
タグ :Google Editions
Twitterを企業に導入は24.5%、導入効果は半数が実感
株式会社アップデイトのMMD研究所は、企業でのTwitter導入に関する動向調査の結果を公表した。調査は4月9日から4月14日まで、 Web上でアンケートを実施し、673人から回答を得た。
「あなたの会社では企業公式のTwitterを導入していますか」という質問に対しては、「導入している」が24.5%に達した。同時に行った調査では、企業の広報ブログの導入率は26.7%となっており、Twitterの可能性に寄せる企業の期待度が伺える結果となったとしている。
Twitterを企業活動に導入していない理由としては、「必要と感じていない」「有効な活用法を見出せない」といった否定的な意見のほか、「コンプライアンスやセキュリティ上の問題」「リソースの不足(担当者やコスト)」「上司・上層部に理解がない」といった導入に際しての障壁に関する意見も挙がっている。
Twitterを企業活動に導入していると答えた回答者を対象に、Twitter導入後の効果について尋ねた質問では、「非常に効果が出ている」が5.5%、「それなりに効果が出ている」が45.4%で、全体では50.9%が何らかの効果が出ていると回答。ただし、「よくわからない」は 21.2%、「あまり効果が出ていない」は25.5%、「まったく効果が出ていない」は2.4%で、「非常に効果が出ている」も5.5%にとどまっていることから、各企業とも用途・手段を模索しながら施行削除している状況にあると推察している。
Twitter導入後の反応は、「Twitter経由で顧客から問い合わせが来た」が35.2%、「Twitter経由で取引先とメッセージのやりとりをしている」が17.6%。一方、「自社の利益を損なうような悪口・ツイートをされた」という回答も8.5%に上っている。
「あなたの会社では企業公式のTwitterを導入していますか」という質問に対しては、「導入している」が24.5%に達した。同時に行った調査では、企業の広報ブログの導入率は26.7%となっており、Twitterの可能性に寄せる企業の期待度が伺える結果となったとしている。
Twitterを企業活動に導入していない理由としては、「必要と感じていない」「有効な活用法を見出せない」といった否定的な意見のほか、「コンプライアンスやセキュリティ上の問題」「リソースの不足(担当者やコスト)」「上司・上層部に理解がない」といった導入に際しての障壁に関する意見も挙がっている。
Twitterを企業活動に導入していると答えた回答者を対象に、Twitter導入後の効果について尋ねた質問では、「非常に効果が出ている」が5.5%、「それなりに効果が出ている」が45.4%で、全体では50.9%が何らかの効果が出ていると回答。ただし、「よくわからない」は 21.2%、「あまり効果が出ていない」は25.5%、「まったく効果が出ていない」は2.4%で、「非常に効果が出ている」も5.5%にとどまっていることから、各企業とも用途・手段を模索しながら施行削除している状況にあると推察している。
Twitter導入後の反応は、「Twitter経由で顧客から問い合わせが来た」が35.2%、「Twitter経由で取引先とメッセージのやりとりをしている」が17.6%。一方、「自社の利益を損なうような悪口・ツイートをされた」という回答も8.5%に上っている。
タグ :Twitter
今年最も評価されたエイプリルフールサイトは「円谷ッター」
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(AMN)は2010年4月2日、4月1日限定で開設した「エイプリルフール・ネットワーク」(AFN)に投稿されたエイプリルフールサイトの中から、最もユーザー投票の多かったサイトを表彰する「エイプリルフール・アワード2010」の結果を発表した。
今年で2回目となる「AFN」では、サイト上での投票に加え、AMN が開発した「つぶやきまとめ CMS」の仕組みを採用。Twitter でつぶやかれたエイプリルフールサイトの URL を1票としてカウントすることで、Twitter 上での盛り上がりもエイプリルフール・アワードへ反映した。
投票はノミネートサイトごとに、サイト上の1クリックと Twitter でのつぶやきの合計2票まで投票でき、合計の投票数は1万8,907票にのぼった。その結果、Twitter をパロディした円谷プロの「円谷ッター(ツブッター)」が最多の2,342票を獲得し、エイプリルフール・アワード2010に輝いたという。
なお、投票数上位8位は以下の通り。
●「エイプリルフール・アワード2010」
1位 円谷プロ「円谷ッター(ツブッター)」2,342票
2位 さくらインターネット「とある科学の超電磁砲<レールガン>コラボレーション」1,969票
3位 Google「Google 日本語入力チームからの新しいご提案」1,780票
4位 ニコニコ動画(9)「ニコニコ動画黒字化」1,635票
5位 サイボウズ「サイボウズ Office 0(ラブ)」1,555票
6位 eiga.com「3D化とエイプリルフール映画」1,346票
7位 スカっとゴルフ パンヤ「パニャザキ 春のパンャまつり2010」1,072票
8位 Yahoo! JAPAN「3D版 Yahoo! JAPAN」1,063票
9位 シックス・アパート「しっくす・アパートの部屋」888票
10位 Google「Google しりとりβ」601票
今年で2回目となる「AFN」では、サイト上での投票に加え、AMN が開発した「つぶやきまとめ CMS」の仕組みを採用。Twitter でつぶやかれたエイプリルフールサイトの URL を1票としてカウントすることで、Twitter 上での盛り上がりもエイプリルフール・アワードへ反映した。
投票はノミネートサイトごとに、サイト上の1クリックと Twitter でのつぶやきの合計2票まで投票でき、合計の投票数は1万8,907票にのぼった。その結果、Twitter をパロディした円谷プロの「円谷ッター(ツブッター)」が最多の2,342票を獲得し、エイプリルフール・アワード2010に輝いたという。
なお、投票数上位8位は以下の通り。
●「エイプリルフール・アワード2010」
1位 円谷プロ「円谷ッター(ツブッター)」2,342票
2位 さくらインターネット「とある科学の超電磁砲<レールガン>コラボレーション」1,969票
3位 Google「Google 日本語入力チームからの新しいご提案」1,780票
4位 ニコニコ動画(9)「ニコニコ動画黒字化」1,635票
5位 サイボウズ「サイボウズ Office 0(ラブ)」1,555票
6位 eiga.com「3D化とエイプリルフール映画」1,346票
7位 スカっとゴルフ パンヤ「パニャザキ 春のパンャまつり2010」1,072票
8位 Yahoo! JAPAN「3D版 Yahoo! JAPAN」1,063票
9位 シックス・アパート「しっくす・アパートの部屋」888票
10位 Google「Google しりとりβ」601票
オンラインゲームの魅力は?4割以上が「長時間遊べること」
株式会社ニワンゴは、同社の運営する「ニコニコ動画(9)」において、ニコ割アンケートを利用した「オンラインゲーム」についての調査を2010年3月23日に実施、3月24日、その結果を発表した。なお、19時30分の調査開始から約200秒間で8万128件の回答が寄せられた。
それによると、オンラインゲームの経験の有無については、「現在やっている(33.9%)」、「以前やったことがある(31.0%)」、「やったことがない(28.8%)」、「興味はあるがやったことがない(6.4%)」と、6割以上に利用経験があることがわかった。
男女別にみると、男性(37.5%)の方が女性(24.1%)より「現在やっている」という回答が13.4ポイント高い。また、年代別にみると「現在やっている」「以前やったことがある」と回答した割合は、40代、50代以上は20%台なのに対し、10代以下、20代、30代は30%以上と、傾向に違いがみられた。
オンラインゲーム利用経験者に、オンラインゲームの一日の平均プレイ時間を聞いたところ、「2時間程度」23.9%が最も多く、次いで「1時間程度」 20.7%、「3時間程度」18.9%、「4~6時間程度」16.6%、「30分程度」13.2%、「一日中」6.8%となった。また、オンラインゲームの魅力については、「長い時間楽しめる」46.0%といった回答が最も多く、それに「仲間とのゲーム内での交流や競争」43.9%、「知らない人との交流や競争」43.3%などが続いた。
一か月のオンラインゲームに使用する金額については、「お金をかけていない」43.4%という回答が圧倒的に多く、「1,000円程度」9.9%、「1,500円程度」9.1%、「500円未満」9.0%が続いた。課金をする人も1,000円前後という人が多いようだ。
なお、遊んだことのあるオンラインゲームのジャンルについては、「ロールプレイング」69.1%、「アクション」34.6%、「シューティング(FPS、 TPS も含む)」25.2%などが上位にあがった。
それによると、オンラインゲームの経験の有無については、「現在やっている(33.9%)」、「以前やったことがある(31.0%)」、「やったことがない(28.8%)」、「興味はあるがやったことがない(6.4%)」と、6割以上に利用経験があることがわかった。
男女別にみると、男性(37.5%)の方が女性(24.1%)より「現在やっている」という回答が13.4ポイント高い。また、年代別にみると「現在やっている」「以前やったことがある」と回答した割合は、40代、50代以上は20%台なのに対し、10代以下、20代、30代は30%以上と、傾向に違いがみられた。
オンラインゲーム利用経験者に、オンラインゲームの一日の平均プレイ時間を聞いたところ、「2時間程度」23.9%が最も多く、次いで「1時間程度」 20.7%、「3時間程度」18.9%、「4~6時間程度」16.6%、「30分程度」13.2%、「一日中」6.8%となった。また、オンラインゲームの魅力については、「長い時間楽しめる」46.0%といった回答が最も多く、それに「仲間とのゲーム内での交流や競争」43.9%、「知らない人との交流や競争」43.3%などが続いた。
一か月のオンラインゲームに使用する金額については、「お金をかけていない」43.4%という回答が圧倒的に多く、「1,000円程度」9.9%、「1,500円程度」9.1%、「500円未満」9.0%が続いた。課金をする人も1,000円前後という人が多いようだ。
なお、遊んだことのあるオンラインゲームのジャンルについては、「ロールプレイング」69.1%、「アクション」34.6%、「シューティング(FPS、 TPS も含む)」25.2%などが上位にあがった。
タグ :オンラインゲーム
Microsoft、新装版MSNポータルの配備開始
数か月のプレビュー期間を経て、Microsoft は9日、ようやく新装版『MSN.com』の正式配備開始を発表した。同社によると「ここ10年以上で最も大きなデザイン刷新」だという。
Microsoft は2009年11月、新たな MSN.com ポータルのプレビュー版を公開し、さらなる変更のためのフィードバックを集めていたが、実際に更新版を提供するのは2010年初頭だと述べていた。
そしていよいよ準備が整ったようだ。
『MSN blog』の9日付の投稿には、次のような記載がある。「新ホームページのプレビュー版を11月に公開して以来、顧客から7万件以上のフィードバックが集まり、30件以上の更新を行なうため多忙を極めた。これは、常に最新情報を得る最高のホームページを提供しようと追求したものだ」
現在、Google や Yahoo! などの競合各社は、より多くのサービスをサイトに組み込むことで、ユーザーを引き付けて維持しようと膨大なリソースを投じている。Yahoo! は『Facebook』をはじめとするソーシャル ネットワーク サービス (SNS) 由来のフィードを追加し、一方 Google は『Gmail』にソーシャル メディア機能『Google Buzz』を組み込んだ。
Microsoft の広報担当者は取材に対し、Eメールで次のような回答を寄せた。「本日、1億人以上の米国顧客に向けて新たな MSN ホームページの公開を開始する。1割程度の提供範囲から始め、今後数週間かけて完全公開していく」
Microsoft は2009年11月、新たな MSN.com ポータルのプレビュー版を公開し、さらなる変更のためのフィードバックを集めていたが、実際に更新版を提供するのは2010年初頭だと述べていた。
そしていよいよ準備が整ったようだ。
『MSN blog』の9日付の投稿には、次のような記載がある。「新ホームページのプレビュー版を11月に公開して以来、顧客から7万件以上のフィードバックが集まり、30件以上の更新を行なうため多忙を極めた。これは、常に最新情報を得る最高のホームページを提供しようと追求したものだ」
現在、Google や Yahoo! などの競合各社は、より多くのサービスをサイトに組み込むことで、ユーザーを引き付けて維持しようと膨大なリソースを投じている。Yahoo! は『Facebook』をはじめとするソーシャル ネットワーク サービス (SNS) 由来のフィードを追加し、一方 Google は『Gmail』にソーシャル メディア機能『Google Buzz』を組み込んだ。
Microsoft の広報担当者は取材に対し、Eメールで次のような回答を寄せた。「本日、1億人以上の米国顧客に向けて新たな MSN ホームページの公開を開始する。1割程度の提供範囲から始め、今後数週間かけて完全公開していく」
タグ :MSN